昭和の古典に学ぶ女性の「名器」其の4「汐ふき」
愛液か、それともおしっこなのか? 無味無臭無色の
サラサラした液が水鉄砲みたいに吹き上げる「汐ふき」
実は膀胱を強制的に刺激して排出させる、おしっこになる
前の体液なのです。しかも快感とは関係ありません。という
より、女性にとってはむしろ苦痛かも。でも男目線で見ると
快感の表現に見えるのです。
●珍籍文庫第14巻「しおふき」(浜書房)
「ほな、1ぺんだけ」と言いながら皮バンドをゆるめて
ズボンを脱いだ。
チラと小百合のそこへ目をやると、彼女はどこへ隠し
持っていたのか、4つ折りにしたタオルを尻の下へ
敷き込んでいる。小百合は文吉の視線を知って、
「着物が汚れて母ちゃんに知られたら困るねん」
さすがに恥ずかしそうである。
文吉は昨日ねま着の後ろが、大きく濡れていたことを
思い浮かべた。
おつゆの多い女は、男に好かれるという。自分も多い方が
好きである。
しかし、この生えかけの小娘が、伝説か神話のように
聞いていた
10万人に1人と言われるしおふきだとは、この時は
まだ知らなかった。
後日、7回目の時のことである。小百合の文吉に
抱きついている手の力が急に強くなったと思った直後、
ガクッと体が引きつけるようにゆがみ、白いのどを
のけぞらせて、うめき声をもらせた。
その瞬間、文吉は何かを吹きつけられるような感覚を
意識した。
汐ふき・・・閃くように彼はそう思った。同時に自分も
吹きだしていた。
その後も2回ほど同じような感覚を体験して、
それが汐ふきであることを確信した。
サラサラした液が水鉄砲みたいに吹き上げる「汐ふき」
実は膀胱を強制的に刺激して排出させる、おしっこになる
前の体液なのです。しかも快感とは関係ありません。という
より、女性にとってはむしろ苦痛かも。でも男目線で見ると
快感の表現に見えるのです。
●珍籍文庫第14巻「しおふき」(浜書房)
「ほな、1ぺんだけ」と言いながら皮バンドをゆるめて
ズボンを脱いだ。
チラと小百合のそこへ目をやると、彼女はどこへ隠し
持っていたのか、4つ折りにしたタオルを尻の下へ
敷き込んでいる。小百合は文吉の視線を知って、
「着物が汚れて母ちゃんに知られたら困るねん」
さすがに恥ずかしそうである。
文吉は昨日ねま着の後ろが、大きく濡れていたことを
思い浮かべた。
おつゆの多い女は、男に好かれるという。自分も多い方が
好きである。
しかし、この生えかけの小娘が、伝説か神話のように
聞いていた
10万人に1人と言われるしおふきだとは、この時は
まだ知らなかった。
後日、7回目の時のことである。小百合の文吉に
抱きついている手の力が急に強くなったと思った直後、
ガクッと体が引きつけるようにゆがみ、白いのどを
のけぞらせて、うめき声をもらせた。
その瞬間、文吉は何かを吹きつけられるような感覚を
意識した。
汐ふき・・・閃くように彼はそう思った。同時に自分も
吹きだしていた。
その後も2回ほど同じような感覚を体験して、
それが汐ふきであることを確信した。